2012年、北海道在住の中司光子さんが
稚内抜海で拾われたモダマ。写真では、
分かりづらいですがアツミモダマのようです。
モダマ自生地から少なくとも3,000km
もの距離を漂流してたどりついたことにな
ります。

本人のコメント
12年春に斎藤さんが抜海でモダマを拾った
との情報を聞き、地元民として何とか拾いた
いと思いました。カルカロドンメガロドン(古代
サメ)化石の調査に行った後の拾い物。
強風、大波の後でした。中司光子

これらの写真の他にスケール付きの写真もありまし
たが(写真データ上に問題があり)掲載することが出
来ませんでした。悪しからず。

右写真・コメント
対馬大会後に福岡県の会員が案内してくださった、
今まで歩いたことのある海の中道とは違う場所で。
人生2番目のモダマは赤くて厚みがあって大きかった。
中司光子

2010年の夏、漂着種子を求めて茅ケ崎海岸から片瀬江の島まで歩きました。
茅ケ崎西浜海岸に着くやいなや、すぐに砂浜でこのモダマを発見。
しかしながら、海岸には釣り客が大勢いて、
このモダマのそばにも釣り客の足跡が沢山ありました。
にもかかわらず、誰もこれを拾わないということは見つけて嬉しかった反面、
釣り目的で来た客にはまったく感心のないものなのでしょう。
まさに眼中に無いといった感じです。それが若干寂しくもありました・・・(笑)

林重雄・1,豊橋市久美原　2012,8,18(55×38,4×19,4cm),2, 田原市谷ノ口　2012,9,8(36,2×35,2×16,2cm),3,豊橋市赤沢2012,8,15(41,6×45,1×18,8cm),4,豊橋市赤沢　2012,8,15(41,3×33×11,7cm),5,豊橋市城下　2012,8,22(41,5×33,8×14,9cm),
6,豊橋市城下　2012,8,22(58,4×48,5×23,9cm),7,田原市大草　2012,8,18(42,4×44,9×22cm),

8,豊橋市赤沢　2012,8,15(35,7×38,2×21,9cm),9,田原市浜田　2012,8,15(41,4×42,5×20,1cm),10,田原市谷ノ口　2012,8,24
(41,6×27,9×21,6cm),11,豊橋市久美原　2012,8,18(50,2×57,5×22,2cm),12,田原市谷ノ口　2012,8,24(44,7×47,6×20,6cm),
13,豊橋市赤沢　2012,8,15(39,3×36,4×21,7cm),14,豊橋市伊古部　2012,8,15(36,3×40,8×18,9cm),15,豊橋市伊古部　
2012,8,15(42,1×30,4×17,9cm),

16,福井市越逎　2012,11,3(40.7×37,8×21,5cm),17,福井市越逎　2012,11,3(40,5×41×19,3cm),18,美浜町坂尻　2012,11,24
(38,8×42,2×19,4cm),19,美浜町水晶浜　2012,11,16(40,3×37,4×15,8cm),20,福井県若狭町　2012,11,24(35,9×40×17,9cm),
21,福井市越逎　2012,11,3(35,2×37,9×16,6cm),22,福井県美浜町　2012,11,16(38×38,7×17,1cm),23,福井市越逎　2012,11,10
(17×191×3,1cm),24,敦賀市白木　2012,11,3(21,2×22,7×13,3cm),

林重雄・コメント　12年の夏から冬にかけてはスゴかったです。
福井の11月3日、あちこち動き回りましたが、どの浜でも海豆が転がっていましたからね、
もう、あんな事にはめったにお目にかかれそうにありません。

深石隆司・コメント　林さんが福井県で拾われたコバモダマEntada parvifolia 自生地がフィリピン
ですから、少なくとも2,500kmぐらい漂流して来たのですね。こんな小さなモダマが迷わずに、
よくもご無事で、と感激です。奄美や宮古島では多く漂着しているようですが、石垣島ではそれほど
多くありません。距離だけの問題ではなく、海流の流れや風も影響しているのでしょうね。
今度、拾った時には、5月頃、発芽に挑戦してみてください。(もったいない!!　何て言わずに)